皆さんこんにちは!ゆるのみ大好き”ぽてと”です!🐶今日はキューバ産プレミアムラム「ロンマツサレム15年」についてご紹介!
①ロンマツサレム15年ってどんなお酒??
~深淵なる琥珀色の物語~
歴史
ロン・マツサレムは、ラム酒の世界において、その深みのある味わいと長い歴史で知られる銘柄です。1872年、キューバのサンチャゴでベンジャミンとエドゥアルド・キャンプ兄弟によって創業されたこのブランドは、禁酒法時代のアメリカにおいて、キューバ観光ブームとともに隆盛を極めました。
創設者たちは、ラムの熟成にシェリー酒の醸造法で知られる「ソレラ・システム」を採用。この伝統的な手法により、ロン・マツサレムは「コニャックのようなラム」と称されるほど洗練された味わいを獲得しました。1960年のキューバ革命後、プエルトリコへ拠点を移し、現在はドミニカ共和国で製造されていますが、創業時の情熱と伝統は脈々と受け継がれています。
生産背景と製造方法
ロン・マツサレム15年の製造には、長年の経験と熟練の技が惜しみなく注ぎ込まれています。
瓶詰め: 厳しい品質管理のもと、丁寧に瓶詰めされる。
原料: 最高品質の糖蜜を使用し、伝統的な発酵方法で豊かな風味を引き出す。
蒸留: 銅製のポットスチルを用いた伝統的な蒸留方法により、ラム本来の風味を凝縮。
熟成: ソレラ・システムと呼ばれる独特の熟成方法を採用。異なる樽のラムをブレンドすることで、複雑で奥深い味わいを生み出す。
ブレンド: 熟練のブレンダーが、様々な樽のラムをテイスティングし、最適なブレンド比率を決定。
伝統と革新の融合
ロン・マツサレムの製造方法は、伝統的な製法をベースに、現代の技術を取り入れた革新的なものです。厳選されたサトウキビから作られた糖蜜を原料とし、発酵、蒸留、そして熟成という工程を経てラムが造られます。
熟成には、アメリカンオークやヨーロピアンオークなど、様々な種類の樽が使用されます。樽の種類や熟成期間によって、ラムの風味は大きく変化します。ロン・マツサレムの熟成マスタたちは、長年の経験と勘に基づいて、最適な樽を選び、熟成期間を決定します。
味と特徴
ロン・マツサレム15年の味わいは、一口飲むたびに新たな発見をもたらしてくれます。まず最初に感じるのは、熟成による芳醇な香りが口いっぱいに広がることです。ドライフルーツやスパイス、バニラなどの複雑で奥深いアロマが、嗅覚を刺激し、期待感を高めます。
口に含むと、滑らかでまろやかな舌触りが心地よく、まるで口の中でとろけるような感覚です。甘く濃厚なキャラメルの風味が広がり、そこにドライフルーツやナッツのニュアンスが加わって、複雑で奥行きのある味わいを生み出しています。フィニッシュは長く、スパイシーな余韻が口の中にじんわりと残ります。
香り:
- 熟した果実、特にプラムやレーズンを思わせる甘く濃厚なアロマ
- バニラ、キャラメル、チョコレートなどのリッチな香りが複雑に絡み合う
- 木材やスパイスのニュアンスが奥行きを与える
味わい:
- 口にした瞬間、滑らかな舌触りとともに、甘く濃厚な味わいが広がる
- 熟した果実の風味と、バニラやキャラメルのコクが絶妙なバランス
- 長い余韻の中で、スパイスやオークの香りが心地よく鼻腔を満たす
特徴:
- スムーズでメローな口当たり
- 複雑で奥深い味わい
- 長い余韻
- バランスの取れた甘みとコク
②飲み方、カクテルレシピ
ロック、ソーダ割り、カクテルなど、様々な楽しみ方
ロンマツサレム15年は、ロックやストレートでゆっくりと味わうのはもちろん、ソーダやトニックウォーターで割ったり、カクテルのベースとしても幅広く活用できます。
1「ロンマツサレムコーク」
ロンマツサレム15年 45ml
コーラ適量(90~120ml目安)
ライムジュース1tsp(5ml)
ライムスライス1枚
日本でもなじみのあるカクテル「ラムコーク」別名「キューバリブレ」「クバリブレ」とも言われますね。こちらをドンパパで作ると、通常のホワイトラムとは違うコクや深みがプラスされて、なんとも癖になりそうな味になります。個人的にはデザート感覚で飲めちゃいそう。味の強いコーラに負けないというのがすごいです。
2「ロンマツサレムソーダ」
ロンマツサレム15年45ml
ソーダ適量(90~120ml目安)
ライムジュース1tsp(5ml)
ライムライス1枚
更に素材の味を味わいたいならこちらのソーダ割がおすすめです。ソーダで割ることで素材本来の味わいが更に開いて伸びてゆきます。ハーブや樽の香りがあり、甘みも感じますが、かつスッキリとした味わいなので、万人受けしそうですね。食事に合わせるならこちらがおすすめです。
3「ロンマツサレムスクリュー」
ロンマツサレム15年45ml
オレンジジュース適量(90~120ml目安)
オレンジスライス一枚
炭酸が苦手な方はこちら。こちらも定番カクテルのキューバンスクリューの変化形ですね。レシピはロングカクテルですが、1:1でショートカクテルにするのも良いですね。ラム酒の甘みと柑橘の酸味がベストマッチ。相性抜群です。甘すぎない爽やかなカクテルですね。
4「ロンマツサレム15年・オンザロック」
丸氷にロンマツサレム15年を45ml
レモン1/8櫛を絞って完成
そう、なんといってもこのロンマツサレム15年、単体で美味しいのが素晴らしいところ。レモンを絞るだけで文句のないカクテルになります。無くてもOKです。こちらもアルコール度数がそのままなので、氷を溶かしながらゆっくり飲んでください。爽やかでコクもあり、美味しいです。
5「ダーケンストーミー」
ロンマツサレム15年60ml
ライム15ml
ジンジャーエール辛口適量(90~120ml目安)
かなり贅沢なカクテルですが、とてもおすすめです。ラム酒のコクとライムの酸味にジンジャーエールの辛さと甘さ、この三つのバランスが最高に良いです。カクテルの名前もGOOD、見た目もGOOD、味もまるで嵐のように荒々しくも甘く、しっかりお酒を感じます。寒い季節に人気があるイメージもありますね。
③まとめ
以上、キューバ産プレミアムラム「ロンマツサレム15年」についてのご紹介でした。
ロン・マツサレム15年は、ラム愛好家にとって、まさに至高の逸品と言えるでしょう。その深みのある味わいと長い歴史は、人々を魅了し続けています。本稿では、ロン・マツサレム15年の魅力を多角的に解説してきましたが、まだまだ探求すべき点は多くあります。今後も、この銘酒の魅力を余すところなく伝えられるよう、様々な角度からの研究を進めていきたいと考えています。
それでは皆さん、良い休日を~🌞
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