皆さんこんにちは!ゆるのみ大好き”ぽてと”です!🐶本日はスコットランドで生まれた秘密のお酒「ドランブイ」についてご紹介!
①ドランブイってどんなお酒??
~スコットランドが誇る王侯貴族に愛されたリキュール~
歴史と背景
ドランブイの誕生には、興味深い逸話があります。1745年、スコットランドのチャールズ・エドワード・ステュアート公爵(ボンネット・プリンス)が、イングランド軍との戦いに敗れ、逃亡を余儀なくされました。その際、公爵はマクキノン家という忠誠心の厚い一族に匿われました。
マクキノン家は、公爵の安全を守るために、一族に伝わる秘伝のレシピで作ったリキュールを献上しました。これがドランブイの原型となったのです。ゲール語で「満足のいく飲み物」という意味を持つドランブイは、公爵に大変気に入られ、戦勝のお祝いの席で振る舞われました。
その後、ドランブイはマクキノン家によって受け継がれ、19世紀には一般販売されるようになりました。20世紀に入ると、イギリス王室御用達の称号を得て、世界中にその名を知られるようになりました。
味と特徴
ドランブイは、15年以上熟成させたハイランドモルトウイスキーをベースに、約40種類のハーブ、スパイス、ヘザーハニーをブレンドして作られています。アルコール度数は40%と高めですが、蜂蜜の甘みとハーブの爽やかさが絶妙に調和し、飲みやすいリキュールです。
味わいは、ウイスキーの芳醇な香りとともに、蜂蜜の甘み、オレンジやナツメグなどのスパイスの香り、ハーブの爽やかさが複雑に絡み合います。ロック、ストレートで飲むのが一般的ですが、カクテルのベースとしてもよく使われます。
代表的なカクテルとしては、「ラスティネイル(スコッチとドランブイを合わせたもの)」や、「ドランブイ・コリンズ(ドランブイ、ソーダ、レモン汁を合わせたもの)」などがあります。
②飲み方、カクテルレシピ
ロック、ソーダ割り、カクテルなど、様々な楽しみ方
ドランブイは、ロックやストレートでゆっくりと味わうのはもちろん、ソーダやトニックウォーターで割ったり、カクテルのベースとしても幅広く活用できます。
1「ラスティネイル」
ウイスキー30ml
ドランブイ30ml
ドランブイといえばコレ、というカクテル。甘くてスパイシーかつ重さがあり、アルコール度数もとても強いです。我こそは、という人は是非挑戦してみてください。デザートとの相性も抜群に良いので、食後の〆のお供にもおすすめ!
2「ドランブイバック」
ドランブイ45ml
レモンジュース(15ml)
ジンジャーエール適量(90~120ml目安)
レモンスライス1枚
甘さを求めるならコレ、炭酸も入って飲みやすさはありますが、ジンジャーを辛口にすれば、本格的でハーバルな味わいを楽しめます。少し癖のある、それでいて軽さもある、絶妙なカクテルですね。
3「ドランブイトニック」
ドランブイ45ml
トニックウォーター適量(90ml目安)
レモンジュース1tsp(5ml)
少し邪道な味わいですが、真夏の暑い日にコレを飲むと癖になるカクテルです。トニックの苦みとハーブのニュアンスがまじりあい、いい意味でえぐ味のある味わい。賛否別れるカクテルですが、気になる方は一度トライしてみた下さい。
4「ドランブイ・オンザロック」
丸氷にドランブイを45ml
レモン1/8櫛を絞って完成
そう、なんといってもこのドランブイ、単体で美味しいのが素晴らしいところ。レモンを絞るだけで文句のないカクテルになります。こちらもアルコール度数がそのままなので、氷を溶かしながらゆっくり飲んでください。スパイスとハーブをしっかり味わえます。
5「ドランブイコリンズ」
ドランブイ45ml
レモンジュース(20ml)
シロップ1tsp~2tsp(5~10ml)
ソーダ適量(90ml目安)
レモンスライス1枚、マラスキーノチェリー1個
甘さはそのままに、コリンズスタイルで少しさっぱりとした味わいになります。アルコール度数も低めになるので、お酒が弱い人、初めての人はこのカクテルから挑戦するのもGood。見た目も可愛いので、女の子にも喜んでもらえそうですね!
③まとめ
以上、スコットランド産薬草系のリキュール「ドランブイ」についてのご紹介でした。ドランブイは歴史と伝統を受け継ぐ王侯貴族に愛されたリキュールです。蜂蜜の甘み、ハーブの爽やかさ、ウイスキーの芳醇な香りを複雑に織り成した独特の味わいは、一度味わえば忘れられないでしょうね。良ければ皆さんも自宅で色々試してみてください~。
それでは皆さん、良い休日を~🌞
※アルコールは自分に適切な量を知り、程よく楽しみましょう。
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