皆さんこんにちは！ゆるのみ大好き”ぽてと”です！🐶今日はドイツ産クラフトジン「フェルディナンズ ザール ドライジン」についてご紹介！
①フェルディナンズ ザール ドライジンってどんなお酒？？
～伝統と革新が織りなす、ドイツ発のエレガントなクラフトジン～
歴史
2013年、ドイツのザール地方で誕生したフェルディナンズ・ザール・ドライジンは、伝統的なドイツワインと革新的なクラフトジン製法を融合させた、個性豊かなスピリッツです。
このユニークなジンの生みの親は、ワイン造りの名門として知られるシュミット・ヴァイスバッカー家です。1888年創業以来、高品質なリースリングワインを世に送り出してきた彼らは、さらなる挑戦としてジン造りに着手しました。
当時、ドイツ国内ではクラフトジンブームが興りつつありましたが、その多くは英国風のスタイルでした。シュミット・ヴァイスバッカー家は、伝統的なドイツワインの技法と原料を活かした、全く新しいジンの創造を目指しました。
生産背景と製造方法
生産背景
フェルディナンズ ザール ドライジンは、ドイツ西部ザールラント地方にある小さな蒸留所「フェルディナンズ蒸留所」で作られています。
この蒸留所は、2012年に創業した比較的新しい蒸留所ですが、その独創的な製法と高品質なジンで、瞬く間に世界中の注目を集めました。
製造方法
フェルディナンズ ザール ドライジンの最大の特徴は、蒸留後に高級白ワインを添加する、従来にはない手法です。
この白ワインは、ザールブルガーラウシュ地区で収穫されたリースリング種を使用しており、Q.m.P. (Qualitätswein mit Prädikat) というドイツ最高格付のワインです。
蒸留された原酒にこの白ワインを添加することで、ジンにエレガントな香りとまろやかさを与え、さらに複雑な味わいへと昇華させています。
こだわり
フェルディナンズ ザール ドライジンは、原料から製造方法まで、全てにおいて徹底したこだわりを持っています。
- 原料: 地元産の新鮮な果物やハーブを厳選使用しています。
- 蒸留: 伝統的な銅製のポットスチルを用いて、丁寧に蒸留しています。
- 熟成: 白ワイン樽で熟成させることで、まろやかさと深みのある味わいを引き出しています。
味と特徴
フェルディナンズ ザール ドライジンは、伝統的なジンボタニカルと、地元産の厳選された果物やハーブを組み合わせることで、複雑かつ繊細な味わいを生み出しています。
主なボタニカル:
- ジュニパーベリー
- コリアンダー
- 柑橘類
- スペルト小麦
- ライ麦
- タイム
- ローズマリー
- ラベンダー
- エルダーフラワー
これらのボタニカルが織りなす香りは、フローラル、シトラス、スパイス、ハーブなどが調和した、複雑でエレガントなものです。口に含むと、ジュニパーベリーの爽快な香りに続いて、柑橘類のフレッシュな酸味、スパイスのピリッとした刺激、そしてハーブの優しい香りが広がります。
後味はドライでキレがあり、カクテルベースとしても最適です。特に、トニックウォーターで割った「ジン トニック」や、ドライベルモットと合わせた「マティーニ」など、シンプルなカクテルでその繊細な味わいを存分に楽しめます。
唯一無二の味わい：伝統と革新のハーモニー
フェルディナンズ・ザール・ドライジンは、伝統的なドイツジンとは一線を画す、エレガントで洗練された味わいが特徴です。
- 香り: ジュニパーベリー、柑橘類、ハーブ、スパイスの複雑な香りが織り成す、芳醇なアロマ。
- 味わい: 柔らかな口当たりと滑らかな舌触り、そして力強いジュニパーベリーの風味が特徴。そこに、リースリングワイン由来のフルーティーな香りと酸味が調和し、複雑で奥深い味わいを生み出します。
- フィニッシュ: 長く続く余韻に、ジュニパーベリー、スパイス、そしてほのかにリースリングワインの風味が感じられます。
楽しみ方：多彩な可能性が広がるジン
フェルディナンズ・ザール・ドライジンは、その個性的な味わいを活かして、様々なカクテルを楽しむことができます。
- ストレート: ジン本来の香りや味わいを存分に味わえます。
- トニックウォーター割り: 爽快な味わいで、夏のカクテルにぴったりです。
- ジン・フィズ: 柑橘類の風味が加わり、より爽やかな味わいに。
- マティーニ: ドライな味わいで、食前酒としてもおすすめです。
また、料理とのマリアージュにも最適です。魚介類や鶏肉料理、チーズなどとの相性抜群です。
②飲み方、カクテルレシピ
ロック、ソーダ割り、カクテルなど、様々な楽しみ方
フェルディナンズ ザール ドライジンは、ロックやストレートでゆっくりと味わうのはもちろん、ソーダやトニックウォーターで割ったり、カクテルのベースとしても幅広く活用できます。
1「フェルディナンズジントニック」
フェルディナンズ ザール ドライジン45ml
トニック適量（90～120ｍｌ目安）
ライムジュース1tsp(5ml)
ライムスライス1枚
レモンピールお好みで
まずはこちらで試したい、ジンといえばジントニック。こちらのフェルディナンズ ザール ドライジンは白ワインの香りからくる微かな甘みとジュニパーのバランスが絶妙です。個人的にはレモンピールをする必要はないように思います。味にはしっかりドライさがあるので、どんな時でも飲んでもらえそうですね。
2「フェルディナンズジンソーダ」
フェルディナンズ ザール ドライジン45ml
ソーダ適量（90～120ｍｌ目安）
レモンスライス1枚
更に素材の味を味わいたいならこちらのソーダ割がおすすめです。ソーダで割ることで素材本来の味わいが更に開いて伸びてゆきます。スッキリとした味わいの中にフルーティでフローラルな香りが広がるのがたまりませんね。お食事にも合わせやすそうでgood。
3「フェルディナンズブロッサム」
フェルディナンズ ザール ドライジン45ml
オレンジジュース適量（90～120ｍｌ目安）
オレンジスライス一枚
炭酸が苦手な方はこちら。こちらも定番カクテルのオレンジブロッサムの変化形ですね。レシピはロングカクテルですが、1：1でショートカクテルにするのも良いですね。白ぶどうと柑橘、香草やハーブの香りがベストマッチ。相性抜群です。甘すぎない爽やかなカクテルですね。
4「フェルディナンズ・オンザロック」
丸氷にフェルディナンズ ザール ドライジンを45ｍｌ
レモン1/8櫛を絞って完成
そう、なんといってもこのフェルディナンズ ザール ドライジン、単体で美味しいのが素晴らしいところ。レモンを絞るだけで文句のないカクテルになります。こちらもアルコール度数がそのままなので、氷を溶かしながらゆっくり飲んでください。白ブドウとハーブをしっかり味わえます。
5「フェルディナンズギムレット」
フェルディナンズ ザール ドライジン45ml
ライムジュース15ml
スタンダードカクテルのギムレットをフェルディナンズ ザール ドライジンでトライすると、新しいギムレットの形が見えてきます。キリッとしたドライなイメージのギムレット。フェルディナンズ ザール ドライジンの場合でもドライさを堪能はできますが、通常よりも少しフルーティ、フローラルな印象を受けます。ジュニパー自体もしっかり感じられるので、スタンダード好きな人にもお勧めできそうです。
③まとめ
以上、ドイツ産クラフトジン「フェルディナンズ ザール ドライジン」についてのご紹介でした。
フェルディナンズ ザール ドライジンは、伝統的なジン製法と革新的なアイデアを融合させた、まさに唯一無二のクラフトジンです。
そのエレガントな味わいは、ジン愛好家はもちろん、普段あまりジンを飲まない方にもきっと気に入っていただけるでしょう。
バーやレストランで味わうのはもちろん、自宅でカクテルを作って楽しむのもおすすめです。
ぜひ、フェルディナンズ ザール ドライジンで、至極のジン体験を味わってみてください。
良ければ皆さんも自宅で色々試してみてください～。
それでは皆さん、良い休日を～🌞
※アルコールは自分に適切な量を知り、程よく楽しみましょう。
コメント